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四教の掴み方
昇級審査が近づいてまいりました。
はじめて審査を受ける人は緊張している事でしょうし、何度目かの人でも、決して慣れるわけでは無いでしょうから、不安と戦っているのでは無いでしょうか?(^_^;)
わからないところは、一人一人違うと思いますから、そこを特定して見直しておいてください。
武器技自分の苦手なところを重点的に体術体の転換、立ち技の呼吸法、1~4教、入り身投げ、四方投げ、小手返し、座り技呼吸法
「四教は剣を掴んだ時のように掴む」というのが当会の四教の教えです。つまり、両手で相手の手首の内側を掴んで、下に抑える感じですね。
できれば、相手の手首がプラプラと動いてしまうような持ち方は避け、しっかりと手首も固定させる方が良いと思います。
そうする事で、太刀を扱う感覚に近い掴み方が可能になります。日頃、武器技の鍛錬をしているのですから、それを利用して技を行う方が良いのです。
太刀のように掴む場合は、相手の痛みよりも、呼吸力の流れを重視している技になると思います。
痛がらせて抑えるのではなく、崩していくような四教になるだろうと思います。受け手の肘、あるいは、肩を剣先だと思って、地面に抑えていくような方法も良いかもしれません。
最後は、片手で抑える稽古が必要になります。それは、太刀取りの中に四教が存在するからです。片手は相手の太刀を奪っていますから、片手で手首を攻めていく必要があります。
これには、ある程度の握力なども必要になります。だからと言って、あまり無理をせずに、武器技を通じて自然に強化していくのが良いでしょう。道のりは長いですね。(^_^;)
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